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お知らせ
春バテ防止に向けて
さて、4月に入り過ごしやすい季節がやってまいりましたが、この時期は何となくだるい、疲れやすい、イライラするといった体調の変化に悩む方も多いようです。
夏には夏バテ、秋には秋バテがあるように、春にも「春バテ」があります。今回は春バテの症状や原因、対処法をご紹介いたしますので、思い当たる方は是非ご活用下さい。
■ 春バテの症状
「春バテ」とは、体調の変化など夏バテに似た症状が春に起きることです。症状は様々ですが、夏バテや秋バテに共通している以下の症状が2週間続く場合、それは「春バテ」かもしれません。当てはまる症状があるかチェックしてみましょう。
・食欲がない ・胃がもたれた感じがする ・下痢や便秘を繰り返す
・疲れやすい ・体がだるい ・目が疲れやすい ・立ちくらみがある
・めまいがある ・頭がボーっとする、頭が重たい、頭が痛い
・なかなか眠れない ・日中、眠気がひどい ・朝が起きられない
・肩こりがひどい ・イライラする ・怒りやすくなる。
■ 春バテの原因は寒暖差とストレス
春バテは身の回りの環境変化により、自律神経のバランスが崩れることで起こります。主な原因は、寒暖差とストレスによるものです。
原因①冬から春への寒暖差で自律神経が不調に
春は、寒い冬から暑い夏にかけて、毎日の気温差が激しい季節です。人の体温は自律神経でコントロールされており、常に体温を一定に保つことで、自分に適した体内環境を維持しています。
そのため、寒暖差が大きい状況が続くと、自律神経のバランスが崩れ、体調不良や上記のような症状が起きてしまいます。
原因②新生活シーズン・環境変化によるストレス
新年度にあたる4月は住環境や人間関係も大きく変化します。多くの人は新しい環境に対して期待と不安を持っているため、この相反する感情が体の症状として現れます。この大きな変化が体にとってはストレスとなり、体へのストレスが大きいと自律神経バランスが乱れてしまい、春バテになってしまう方が多いようです。
■ 効果的な春バテ対処法・解消法
春バテの原因には寒暖差や周辺環境の変化等、自律神経バランスの乱れが大きく関係しています。まずは、自分の身の回りの生活環境を見直すため、対処法をご紹介します。
対処法1:気温の変化に注意する
当たり前のようですが、天気予報をしっかり確認し、寒い日には厚着を、暖かい日には薄着を着用しましょう。屋内なら、冷暖房を上手に使い、できるだけ一定の温度を維持しましょう。
対処法2:自律神経バランスを整える
自律神経バランスを整えるために大切なのは、規則正しいバランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠の3条件が必要です。起床時にはしっかりと日光を浴び、できるだけ体を動かすことで、1日のリズムを作りましょう。1日のスタートは肝心です。また、自分なりの趣味を持つなど、なんらかのストレス解消法を見つけておくと良いかもしれません。疲れた日には無理はせず、早めの休息を心がけましょう。
春バテの症状が出ると、食欲がなくなり、バランスの良い十分な食事が取れなくなってしまいます。早めに自分の体調変化に気づき、「春バテ」防止に努め、元気に過ごしましょう。